独立映画でデビューし、ピアノの天才を演じるために猛練習を重ねた努力家。そして、エッセイの執筆や出版社の運営にも取り組む出版人へ――。
韓国俳優パク・ジョンミンは、ひと言では語りきれない人物です。
確かな演技力で高く評価される一方、俳優を辞めようと考えた時期もありました。
この記事では、パク・ジョンミンのプロフィールや生い立ち、演技力が評価される理由、ピアノの実力、代表作から性格・人柄まで、その歩みと魅力を紹介します。
パク・ジョンミン、出版社代表として東京に出張!偶然遭遇した韓国人とのエピソード明かす(動画あり)
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パク・ジョンミンはどんな人?プロフィールと現在
パク・ジョンミンは1987年3月24日、忠清南道公州市出身の韓国俳優です。
出身地: 忠清南道公州市
生年月日: 1987年3月24日
身長:178cm
体重:63kg
血液型:B型
家族:父・母・妹
名門校として知られる韓一高等学校を卒業後、高麗大学人文学部へ進学。
その後、俳優への道を選び大学を中退し、韓国芸術総合学校へ進みました。
2011年、独立映画『BLEAK NIGHT 番人』でスクリーンデビュー。
2016年の映画『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』で独立運動家ソン・モンギュを演じ、百想芸術大賞映画部門男性新人演技賞などを受賞したことで広く名前を知られるようになります。
その後、『それだけが、僕の世界』『ただ悪より救いたまえ』『地獄が呼んでいる』『戦と乱』『顔』など、作品ごとに異なる役柄を演じてきました。
一方、俳優だけがパク・ジョンミンの顔ではありません。
「言喜」という筆名で文章を書き、エッセイを出版。独立書店の運営を経て、2020年には出版社MUZEを立ち上げ、現在は出版人としても活動しています。
俳優、作家、出版社代表。
一見すると華やかな経歴ですが、俳優になるまでの道は、本人が何度も「自分には才能がないのではないか」と迷い続けた時間でもありました。
パク・ジョンミンが俳優になるまで|「ずっと見てるから」と言ってくれた人
パク・ジョンミンが俳優という仕事を意識したきっかけは、中学3年生の頃にさかのぼります。
裕福な友人の別荘へ遊びに行ったとき、そこで酒を飲んでいたアジョシ(おじさん)達がいたそうです。
その一人から、
「俺が誰かわかるか? 俳優だ」
と声をかけられました。
当時のパク・ジョンミンは「顔も見たことがないのに、何が俳優だ」と思ったそうです。
もらったチラシは「ワイキキブラザーズ」
ところが3泊4日を「おじさんたち」と一緒に過ごすうち、知らず知らずのうちに俳優という仕事に惹かれていきました。
その集団は劇団チャイムのメンバー。
酔っぱらって話しかけた人物は、俳優のパク・ウォンサンでした。
名門・高麗大学へ進学、それでも俳優の道へ
高校卒業後、パク・ジョンミンは高麗大学人文学部へ進学します。
実は高校時代、一度韓国芸術総合学校を受験していました。
自己紹介文で映画への情熱を文学的に表現しようとしたところ、面接官から「君は自己紹介が何かわからないのか」と叱られ、「この学校に落ちたらどこへ行くんだ」と聞かれます。
パク・ジョンミンが「ソウル大学に行きます」と答えると、
「じゃあ、ソウル大学に行きたまえ」
結局ソウル大学には進めず、高麗大学へ。
しかし、夢を捨てきれずまた面接するパク・ジョンミン。
同じ面接官が聞きました。
「君ソウル大学いったのか?」
パク:「行けませんでした」…
…そして、受かったのです。
高麗大学を中退して韓国芸術総合学校へ進むことになります。
ここだけを見ると、名門大学を捨てて夢を追った青年のようにも見えます。
ところが本人は、その選択をすぐに後悔しました。
周囲には、自分よりはるかに才能があるように見える学生が大勢いたからです。
「自分は平凡に勉強して大学へ行こうとしてきた人間なのに、この人たちを超えることができるのか」
そんな不安から、辞めたばかりの高麗大学へ戻れないか、事務局に電話までしたといいます。
「おじさん」との偶然の再会から劇団スタッフへ
高麗大学を辞めてから韓国芸術総合学校へ進むまでの半年間、パク・ジョンミンは韓国国内を旅しました。
ある日、ソウルへ戻るバスの中で、なぜか中学生のときに出会った「あのおじさん」――パク・ウォンサンのことが頭から離れなくなります。
「もう一度、あのおじさんに会わなければ」
そう思いながらバスを降りると・・
目の前に劇団チャイムの10周年記念公演のポスターが貼られています。
パクジョンミンは「嘘のような話しで信じれないかもしれないが・・」
その連絡先にメールをすると、なんと、パク・ウォンサンから返事が届きます。
「俺も君を覚えているよ。一度、顔を見よう」
指定された大学路近くのおでん屋へ行くと、劇団チャイムのメンバーがすらり・・
パク・ウォンサンは――また酒に酔っていました(^-^)
当時、劇団ではパク・ウォンサンとムン・ソリによる舞台の準備が進んでいました。
パク・ジョンミンは「練習を見たい」と頼み、翌日も、その翌日も稽古場へ通います。
やがて劇団のスタッフとして働くようになり、兵役後にも戻って仕事を続けました。
そして韓国芸術総合学校でも映画科から演技科へ転向。本格的に俳優への道を歩き始めます。
当時・・パク・ジョンミンに、俳優としての未来を約束してくれる人はいませんでした。
誰も「頑張れ」や「希望を捨てるな」など言ってくれなったと言いいます。
むしろ「お前が演技を?」と言われ、自分自身も才能があるとは思えない。
そんな時期に、パク・ウォンサンから言われた言葉を、今でも忘れられないといいます。
「お前、俺がずっと見てるから。頑張れよ。」
「お前は成功する」とも、「俳優になれる」とも言わなかった・・
ただ、**「自分が見ている」**と言ってくれたのです。
パク・ジョンミンは当時を振り返り、
「誰かが僕を見守ってくれる。そんなありがたいことはないから」
そしてその言葉を残しパク・ウォンサンは、また酒に酔って家へ帰っていったそうです。
「もしその言葉がなかったら・・あきらめることも、したかもしれない」
そう言いました。
デビュー作でイ・ジェフンの演技に打ちのめされる
2011年、パク・ジョンミンは独立映画『BLEAK NIGHT 番人』でデビューします。
共演したのが、イ・ジェフンでした。
現在ではパク・ジョンミン自身も演技派俳優として高く評価されていますが、本人が覚えているデビュー初日の景色は少し違います。
「ジェフン兄さんは演技がとてもうまい。僕は何もできず、その日の撮影を終えてしまった」
帰宅してから、自分が情けなくなったといいます。
そして、
「しっかりしないといけない」と思った。
本人は後に、初日の衝撃がなければ、その後
「作品が評価されても自分は注目されなかったかもしれない」
と振り返っています。
「この作品を最後に辞めよう」と思っていた『トンジュ』
デビュー後も、すぐに俳優として順風満帆になったわけではありません。
その後5年間無名時代を過ごします
まったく仕事がなく家にいたそうです。
お父さんが「撮影は?」というと、
腹がたち、八つ当たりをする。
パク・ジョンミンは当時の自分を、
「いじけていて、劣等感まみれだった」
と振り返っています。
「ピアニストならピアノを練習すればいい。でも俳優は何をすればいい?」
努力する方法さえわからず、留学して逃げようと考えたこともありました。
そんなとき、イ・ジュニク監督から『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』への出演依頼が届きます。
最初は「監督が自分を知っているはずがない」と信じられなかったそうです。
そして、
「この撮影だけ終わったら、俳優を辞めよう」
そう思って撮影に入りました。
演じたのは、詩人ユン・ドンジュの従兄弟であり友人、そして独立運動家だったソン・モンギュ。
撮影前には中国にあるソン・モンギュの墓を訪ねるなど、強い責任感を持って役と向き合いました。
結果、『トンジュ』はパク・ジョンミンの俳優人生を変える作品となります。
百想芸術大賞映画部門新人演技賞などを受賞。
辞めるつもりで臨んだ作品が、俳優パク・ジョンミンを広く知らしめる作品になったのです。
パク・ジョンミンの演技力が評価される理由
『トンジュ』で注目された後も、パク・ジョンミンは作品ごとに大きく異なる人物を演じてきました。
『ただ悪より救いたまえ』ではユイ役で、それまでとはまったく異なる姿を見せ、青龍映画賞や百想芸術大賞で助演男優賞を受賞。
さらに2026年には、1人2役を演じた映画『顔』で第62回百想芸術大賞の映画部門最優秀演技賞を受賞し評価を重ねています。
そして、パク・ジョンミン本人の演技に対する考え方は、経験とともに変わってきました。
以前は役を演じる際、自分なりの「ロジック」で人物を理解しようとしていたといいます。
ところが経験を重ねるうち、
「自分が理解できないからといって、それがおかしいわけではない」
と思うようになりました。
監督の演出や自分とは異なる考え方を受け入れることで、以前より柔軟になり、カメラの前でも自由に動けるようになったと語っています。
2025年、出版業に専念して得たもの
この変化は、俳優業を一度離れて出版の仕事に専念した経験ともつながっているのかもしれません。
2025年には約1年間、出版業に専念しました
出版の仕事では、自分一人の表現だけを考えていればいいわけでなく、
作家やスタッフの話を聞き、一冊の本をともにつくる。
パク・ジョンミンはその経験について、
「他人への理解は、間違いなく今後の私の演技に影響を与える」
と話しています。
そして、
「当たり前の日常がいかに尊く、過酷かを知った今、より深く多角的な視点で役を演じられる気がする」
とも語りました。
若い頃は、自分より才能のある人を見て劣等感を抱き、「自分に演技ができるのか」と悩んでいたパク・ジョンミン。
現在の彼が語るのは、自分の理解だけで人物を決めつけず、他者を理解しようとすることです。
賞の数だけでは見えないこの変化も、作品ごとに違う人物として現れるパク・ジョンミンの演技を支えているのではないでしょうか。
『それだけが、僕の世界』|ピアノは本当に本人が弾いた?
2018年公開の映画『それだけが、僕の世界』で、パク・ジョンミンはサヴァン症候群のある、ピアノの天才オ・ジンテ役を演じました。
劇中のピアノ演奏は、本当にパク・ジョンミン本人が弾いています。
キャスティングが決まるとすぐにピアノ教室へ通い始め、約6か月間、1日5〜6時間もの練習を重ねました。
それまで「ドレミファソラシド」すら知らなかった初心者でしたが、手の代役やCGに頼らず、演奏シーンを自ら演じ切ったのです。
パク・ジョンミンはインタビューで
「僕があれほど上手く弾けるわけではないけど」と、振り返ってます。
ピアノを弾くことも演技の一部であり、観客にどう伝わるかが大切だと考えていたといいます。
ピアノの演奏だけではない、ジンテになりきった演技。
注目したいのは、難しい曲を弾けるようになったことだけではありません。
パク・ジョンミンは役作りのために関連書籍を読み、特別支援学校でのボランティア活動も経験しました。
そして演奏シーンでは、指先だけでなく、身体の動きや表情までジンテという人物として表現しています。
とくに印象的なのが、終盤のオーケストラとの演奏場面です。
ピアノに向かうジンテの表情には、音楽を奏でることへの純粋な喜びがあふれています。
そこにいるのは、猛練習を重ねた俳優というより、踊るようにピアノを楽しむ自閉症の青年、
サヴァン症候群のジンテそのものだったからです。
パク・ジョンミンは後に、普段は自分の出演作をあまり見ないものの、この映画の最後の演奏場面を見たときには、自分でも少し涙が出たと振り返っています。
かつて無名時代に「俳優は何を練習すればいいのか」と悩んでいたパク・ジョンミン。
その彼が、ピアノの練習を積み重ね、演奏する喜びまで一人の人物として表現した。
『それだけが、僕の世界』は、パク・ジョンミンの努力が演技へと結びついた代表的な作品といえるでしょう。
パク・ジョンミンの代表作|『地獄が呼んでいる』『顔』ほか
パク・ジョンミンは、独立映画からNetflixシリーズ、時代劇まで、幅広い作品に出演しています。
なかでも、俳優としての多彩な顔が見える代表作を紹介します。
『地獄が呼んでいる』(2021年)
Netflixシリーズ『地獄が呼んでいる』では、放送局のプロデューサー、ペ・ヨンジェ役を演じました。
超自然的な現象によって社会が混乱するなか、家族を守ろうとする一人の父親の葛藤を表現しています。
『ただ悪より救いたまえ』(2020年)
タイを舞台にした犯罪アクション映画で、パク・ジョンミンは
強烈な個性を持つトランスジェンダーのユイ役を演じました。
それまでの役柄とは大きく異なる人物に挑戦し、青龍映画賞と百想芸術大賞で助演男優賞を受賞。
大胆な役柄の変化だけでなく、人物の感情を丁寧に表現した演技も見どころです。
『戦と乱』(2024年)
Netflix映画『戦と乱』では、朝鮮時代の武官イ・ジョンリョを演じました。
身分の異なる幼なじみとの友情が、戦乱によって変化していく物語です。
友情と対立の間で揺れる人物を演じ、時代劇でも存在感を見せました。
『顔』(2026年)
映画『顔』では、目の見えない篆刻職人イム・ヨンギュと、その息子イム・ドンファンの1人2役に挑戦しました。
同じ俳優が演じているとは思えないほど異なる二人の人物像と、物語が進むにつれて明らかになる家族の過去が見どころです。
本作は、外見の美醜だけでなく、人間が抱える偏見や残酷さを問いかける作品でもあります。
映画『顔』のラストに込められた意味や、父が母を殺した理由については、別記事で詳しく考察しています。
俳優だけじゃない|エッセイ・本屋・出版社の活動
パク・ジョンミンは俳優として活動する一方、文章を書くことにも長く親しんできました。
2013年頃から「言喜(オンヒ)」というペンネームで雑誌にコラムを連載。「言葉で人を喜ばせる」という意味を込めた名前です。
2016年には、それらの文章をまとめたエッセイ『使える人間』を出版しました。
最初は出版の誘いも断ったのですが、パク・ジョンミン自身が、「芸能人が書いた本」を積極的に買うタイプでもないこともあったようです
エッセイを出版すると、「トンジュ」の映画の知名度とともに売れたのです。
この本はあとなら改正版をだしてますが、
「読者の反応を見て、自分の言葉で傷ついた人がいたことに気づき、不快にさせた表現を直したかったと」いう理由からです。
「反省する人間だと思ってもらえればありがたい」という言葉を残しているように、
売れたから良かったと、短絡的に思っていないパク・ジョンミンを知ることができます。
思い立ったら行動する、もう一つの顔
2019年には独立書店「本と昼夜」という小さな書店を運営。撮影のない日は自ら店頭に立ち、本を販売したり、コーヒーを淹れたりしていました。
夜遅くにも本を買える場所が欲しいという思いから、深夜まで営業する書店を開いたといいます。
「自分は学生時代、勉強ばかりして本当に本を読まなかった。」
と中高生には割引までしています。
その後、出版社「無題(MUZE)」を設立し、作家の作品を世に送り出す出版人としても活動するようになりました。
本人はこうした挑戦について、何かを始める前にじっくり考えるというより、やりたいと思ったらまず行動し、その後で考えるタイプだと語っています。
「衝動的だけど思慮深く」
名門大学を辞めて俳優の道へ進んだことも、書店を開いたことも、出版社を立ち上げたことも。
思い切って行動し、その後で悩み、考えながら進んでいく。
そんなパク・ジョンミンの一面が、出版活動からも見えてきます。
パク・ジョンミンの性格・人柄|「俳優に向いていない」のに演技を続ける理由
俳優として数々の賞を受賞し、映画やドラマで存在感を見せるパク・ジョンミン。
ところが本人は、意外にも人から注目されることが苦手だといいます。
過去のインタビューでは、「大勢の人が集まる場所では息苦しくなるほどで、人前に出ることが求められる俳優という職業は、自分の性格にはあまり合っていない」と語っています。
それでも、なぜ俳優を続けるのでしょうか。
本人は「そんな性格なのに、どうして演技をするのか」と尋ねられたとき、
「だから演技をするんです」
と答えたことがあるそうです。
俳優という仕事が自分に向いているとは思えない。それでも、演技そのものは好き。
パク・ジョンミンは、俳優として生きることに迷いながらも、演技をすることへの思いを手放さずにきました。
そして、自分がこれまでにした選択の中で最もよかったことについて、
「俳優を諦めたくなったとき、諦めなかったこと」
と語っています。
デビュー後の無名時代には、自分の才能に自信を失い、俳優を辞めようと考えたこともありました。
それでも、ここまで演技を続けてきた。
人前に出るのが苦手な自分と、演技を続けたい自分。
その矛盾を抱えながら俳優であり続けるところに、パク・ジョンミンという人の個性と魅力が見えてきます。
パク・ジョンミンの最新作と今後【2026年】
2025年には出版業に専念する時間を設けたパク・ジョンミンですが、2026年には俳優としての活動を本格的に再開しています。
今後も映画やドラマへの出演が予定されており、新たな役柄への挑戦が続きます。
映画『ヒューミント』(2026年)
2026年公開のスパイアクション映画『ヒューミント』では、北朝鮮の工作員パク・ゴン役を演じました。
監督は『密輸 1970』でもタッグを組んだリュ・スンワン。チョ・インソン、パク・ヘジュン、シン・セギョンらと共演しています。
パク・ジョンミンはインタビューで、アクションだけでなく、かつての恋人への思いを表現する場面にも深く悩んだことを明かしています。
Disney+シリーズ『サンナムジャ』(制作決定)
2026年7月、Disney+の新シリーズ『サンナムジャ(상남자)』への主演が正式発表されました。
パク・ジョンミンが演じるのは、大企業の最高経営責任者に上り詰めながら、すべてを失ったハン・ユヒョン。
ある出来事をきっかけに20年前の新入社員時代へ戻り、過去の後悔と向き合いながら人生をやり直す物語です。
成功を手にした男性が、もう一度人生を生き直すことで何を選ぶのか。これまでとは違うパク・ジョンミンの姿が見られそうです。
映画『あなたの標的』(制作準備中)
さらに、ピョン・ヨンジュ監督の映画『あなたの標的(당신의 과녁)』への出演も報じられています。
2019年から2021年にかけて連載され、人気を集めた韓国の同名ウェブトゥーンが原作です。
ウェブトゥーンの実写化には原作ファンから反対の声が上がることも少なくありませんが、『あなたの標的』は逆に映画化やドラマ化を望む声が多かった作品です。
殺人犯の濡れ衣を着せられ、17年間服役した人物が出所した後の人生を描く復讐スリラーです。
2026年4月の報道では、2027年上半期の撮影開始を目標としていると伝えられています。
まとめ|パク・ジョンミンはどんな人?
パク・ジョンミンは確かな演技力で、韓国でも信頼される俳優の一人になりました。
しかし、本人は迷いながら、今日まで歩んできた人です。
名門大学から俳優の道へ進み、長い無名時代を経験。
現在、エッセイの執筆や出版社の運営にも取り組んでいることも、パク・ジョンミン自身が考え、選んできた道といえます。
人前に出ることが苦手なのに、俳優という仕事を選ぶ。
思い立ったら行動し、その後で悩み、考える。
また、自分の言葉が誰かを傷つけたと知れば、立ち止まって見直す人でもあります。
演技では『それだけが、僕の世界』でピアノに打ち込み、『ただ悪より救いたまえ』など、作品ごとに異なる役柄に挑戦し、新しい姿を見せてきました。
華やかさよりも、作品の中で生身の人間を捉えた役が似合うのは、パク・ジョンミン自身もまた、矛盾や迷いを抱えながら歩んできた人だからかもしれません。
俳優としての才能だけでなく、そうした人間らしさも、パク・ジョンミンという人物の魅力のひとつです。
これからどんな役を演じ、どんな言葉を届けてくれるのか。俳優としても出版人としても、その歩みを見守っていきたいと思います。


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