「私の原動力は母です」——2024年にtvN『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演したチ・チャンウクは、スタジオでそう語りました。
韓国を代表する俳優として活躍する彼の根底には、幼い頃に父を亡くし、母と二人で歩んだ生い立ちがあります。
この記事では、チ・チャンウクという人物がどのように形成されたのかを、本人の言葉とメディアの報道をもとにお伝えします。

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チチャンウク母子家庭で育った幼少期
父との別れと貧しかった子ども時代
チ・チャンウクは1987年7月5日、韓国生まれ。
幼い頃に父を亡くし、母子家庭で育ちました。
2022年のNetflixドラマ『アンナラスマナラ』公開時のインタビューでは、
「父が早くに亡くなりました。大きな喪失感を感じ、現実は簡単ではないと幼いながらに気づきました。幼い頃はずっと憂鬱感があったのですが、母の愛情で乗り越えられたのだと思います」
と打ち明けています。
チ・チャンウクの母はひとりで生活を支えるために、街の小さな食堂を切り盛りしていました。
焼き肉店をやったこともあれば、鍋料理の店もやったこともあるも語っています
幼いチ・チャンウクは、そんな母の背中を見ながら育ちました。母を助けたいという思いは、この頃から少しずつ芽生えていったのでしょう。
「とても忙しいときは私も手伝いに行きました。焼き肉店のときは焦げた鉄板を磨くのが一番きつかった。鍋店のときは生け簀の掃除が一番大変でした」
と、母を一緒になってお店で肉体労働をながら家計を支えたことを振り返っています。
チチャンウク俳優を目指したきっかけ
生活苦を乗り越えた下積み時代
チチャンウクは学生時代は、お金の心配と学業のプレッシャーの中で過ごしました。
「普通に学校に通うにはお金が足りなかったし、学費はとても高かった」
と語るチ・チャンウク。
当時の親友(現在の所属事務所代表)と一緒にアルバイトを掛け持ちし、カフェ、マッコリ居酒屋など複数の仕事を経験したそうです。
中でも最も稼げたのは宅配の荷積み・荷下ろし作業で、日当約6万ウォンだったと述べています。
「母に苦労させたくないし、お金の心配をさせたくない。幼い頃はそれが一番大きかった」
という言葉には、生活苦の中で育った少年が胸に秘めていた切実な思いがにじんでいます。
俳優へのきっかけ短編映画と舞台
俳優を目指し始めたのは高校3年生のときです。
突然俳優になりたいと思い立ち、演劇映画科のある大学に入学します。
チ・チャンウクの転機は、学校の先輩に誘われて短編映画に参加したことでした。
学校にあまり通えないでいた頃に先輩たちと短編映画を撮り始めたところ、インディーズ映画『スリーピング・ビューティ』へのキャスティングにつながります。
さらにがむしゃらにオーディションを受けた結果、大学路(テハンノ)の小劇場でミュージカルに出演することができ、正式にデビューを果たしたといいます。
演劇映画科に入学した当初は演技について何も知らない状態で、1年生の1・2学期ともに学士警告を受けるほど苦しい出発でした。
それでも舞台に立つ経験を積み重ねながら、俳優としての土台を少しずつ築いていったのです。
この頃から始まった俳優人生は、その後ドラマや映画へと広がり、現在までさまざまな役柄を演じています。
チ・チャンウクの代表作や、初めて見る人におすすめしたい作品はこちらで紹介しています。
チ・チャンウク出演おすすめ作品7選|恋愛・アクション・感動の名作を紹介【2026】
チチャンウクの人柄と仕事への向き合い方

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母を守りたい思いが育てた責任感
「私の原動力は母です。息子として、家族として、男として」
この言葉は、2024年の『ユ・クイズ ON THE BLOCK』でチ・チャンウク自身がはっきりと語ったものです。
幼いとき、暗い路地を母親と一緒に歩きながら、「もし、ここで悪い人が現れたらどうなる?守ってあげなければ」
と、その時の記憶が鮮明で、幼い頃に芽生えた「母を守りたい」という思いが、後に「母は私の原動力」という言葉につながっていったのかもしれません。
2022年のインタビューでは、
「ずっと母を頼りにしていたのに、あるとき母が私を頼るようになっていた。」
「ずっと自分を支えてくれて母。今度は僕がが支えなければならない存在になっていくのを見て、重さを背負わなければならない大人になったと感じた」
この言葉は「守る」ということを「果たせた」という安堵だけでなく、
大人としての責任の重さを常に感じていたチチャンウクが見えます
幼い頃、夜道で「母を守りたい」と願った少年は、大人になった今も、その思いを変えることはありませんでした。
チ・チャンウクが仕事に真摯に向き合い、挑戦を続けてきた背景には、「母を支えたい」という責任感があったのでしょう。
彼がインタビューでで語ったことがあります
「今日まで一度も休まず働いたのは母が喜んでくれると思ったからです」
その思いは、仕事への向き合い方にも表れています。
チチャンウクならでは積みかさねがあります
チチャンウクはデビュー後、インディーズ映画から始まり、ミュージカル、ドラマの脇役、サブ主演、から、あらゆる役どころを順番に経験してきました。
『アンナラスマナラ』の役作りについて
「台本を読んだ瞬間から自分の話のようだった。貧しさ、お金、夢、学業成績、他人の目——これは私たち全員の話だ。私も幼い頃、貧しさで悩み苦しんだ瞬間があった」
とことにも触れています
今は成功しているチチャンウクですが、母と支え合った原動力となった時間も忘れていません。
チ・チャンウクの現在も変わらない母への想い
チチャンウクは「ユキズのオンザブロック」に出演の際、母について触れています
生活が楽になった後、
「母に高級な物をプレゼントをしました、また、高給なレストランで食事をとったりもしました。」
母が喜んでくれると思ったからです。
「でも、最近気づいたことがある・・」
「高価なものを買うことより、一緒に時間を過ごすことを母は一番喜ぶのです」
と語っています。
できるだけ時間を作り夕食を共にし、何気ない会話を交わす時間こそ、自分にとっても母にとってもかけがえのない時間なのだそうです。
仕事で疲れて帰宅した日も、リビングでテレビを見る母の姿や、変わらない日常が心を癒やしてくれる——。
幼い頃、「母を守りたい」と願った少年は、大人になった今も変わることなく、彼の人生の原動力であり続けています。
チ・チャンウクの結婚観や、母との心温まるエピソードについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。




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